『やっぱり! インフレがやって来る』 澤上篤人

思考停止せず、真打ちの投資家になるための本。

「法人部門から個人部門への所得移転となる」

「お金さん出番ですよ、と経済全体が大合唱する。それが金融緩和であり、景気対策である」

「そのうち働き過ぎて、お金が疲れを感じるようになる。これが景気過熱である」

「低金利でお金の回転を早めさせて経済の拡大再生産につなげるべきときに、お金の流れをよどませると、経済的不合理のゆがみが蓄積される。そのゆがみの蓄積がどこかで爆発する。それがバブル投機やインフレである」

「資本主義経済はなんらかのインフレをともなう。これは、自然の法則なのだ」

「投資家は自分の投資収益だけを追求すればよい」

「市場経済はお金とモノがどれだけ活発に動くか、それだけである」

「経済合理性を信ずることだ。経済は需要と供給の折り合いだから、お金やモノの自然な流れに素直についていくことだ」

「行き詰った仕組みをかえ、新しい工夫を凝らせば日本経済はいくらでも成長する」

「運用とはお金を動かすこと」

「ファンド・マネジャー1人と秘書1人の運用会社がゴロゴロしている」

「個人金融資産1200兆円の1%しか株式投信に向かっていないなんで、まさに異常である」

「株価上昇による資産効果は、いつでも消費の増加につながる」

「資産運用ビジネスは、21世紀の日本で最大の成長産業のひとつと誰もが認めている」

「日本にも長期投資や資産運用は必ずや根づいていく。機は熟してきている」

「給料が増えなければ、なんとしても収入を増やす努力をするだけのことなのに」

「90年代は財政負担の急拡大と労働問題で統合の重荷にずっと苦しんだ」

「みなが一緒ではもうない厳しさの中で、個々の生き様を求めていくだけのこと」

「米国の金利が史上最低水準にある現在、米国債は超のつくほど高値をつけているわけで、わざわざ高値買いする理由はない」

「世界最大の債権国の地位は不動だし、工業生産力や技術力は世界トップクラスを誇っている」

「われわれ長期投資家は違う。5年先も10年先も毎日の生活に欠かせない。ずっと頑張ってもらわなければ、と思える企業のみを投資対象とする」

「大事なのは、暴落相場など株価の大幅下落時にしっかり買いを入れること」

「まじめに勉強すればするほど、暴落時に買えなくなってしまう。暴落時に買えなかったら長期投資のリズムを作れない」

「投資なんて安く買って高く売るだけなのに、暴落時に買えないのなら勉強する意味がない。ましてや、暴落相場を売るなんて、お話にならない」

「不況時や株価暴落時に断固たる応援買いを入れるだけで、経済は元気になるし景気もよくなる」

「狙いを定めていた応援企業の株が大きく売られたら、あれこれ考えず目いっぱい買っておく」

「相場は追いかけない、真打ちの応援団という意識で」

「とにかく応援するのだという気持ちだからこそ、暴落時に買いを入れられるのだ」

「暴落したらしっかり買っておき、株価が大きく戻してきたら薄く薄く売り上がっていくことで、投資リターンを積み上げていく」

「金利と債権価格とは反比例するから、長期金利も30年間ずっと低下トレンドをたどってきたわけだ」

「債券価格は史上最高高値圏にへばりついているのだ」

「債券相場の右肩上がり上昇と長期金利の下降トレンドは神話化の域にあるのだ」

「世界でも日本でも、どこかで債権が値崩れをはじめたら、それは長期金利の急上昇となって世界中に連鎖する」

「超のつく低金利状態で経済がまともに動くはずがない。金融は経済の潤滑油であり、金利は潤滑油の温度である」

「成熟経済の活性化は、民間を主体とし、とにもかくにも民間の資金をフルに動員させるところからはじまる」

「大幅な規制緩和と減税である。民間の自由なるビジネス活動を促進させるには、文字どおりの民営化と減税が一番」

「まじめに働く中に、どれだけ本人の意志とか意欲あるいは情熱が盛り込められているのかは別問題である」

「とにかく生活者に必要なモノを届けようとする企業の姿に、社会における存在価値がはっきと認識された」

「どうせ、自分ひとりでは生きていけないのだったら、自分は皆のためになにができるのかを、もっともっと積極的に模索すべきではなかろうか。それこそが、価値の創造である」

■澤上篤人
http://www.investors-tv.jp/samiblog/


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